「JRえびの駅からタクシーで約3分」という案内になっていますが、分け入った狭い道の先にありましたので、そんな駅近のロケーションではありません。
敷地内で立派な鯉がたくさん泳いでいましたが、温泉に浸かり、分かりやすい帰り道を教えてもらいました。
岩風呂の湯温より大理石の湯温の方が温かくてよかったです。
先代の夢から生まれた源泉掛け流しの美肌の湯。
JRえびの駅からタクシーで約3分
なんゆうさん
第 2235 代 泉人 はちじょうさん
ぬるめの温泉、鯉、女将さんの良さ (15/88湯)
第 2273 代 泉人 カバ WITH 湯さん
2021/01/12 20:49:07
先修行者のなんゆう様の記述のとおり、カーナビで案内された道は、「ポツンと一軒家」を彷彿させる荒れた細道でした((+_+))
が、帰りの案内は立派な道でした。昨日まで、高校の合宿にも使われていたとのこと。マイクロバスでもOKな道でした。
入浴。
パンフレット写真ではシンプルな内湯一つのみに思えたが、実際に入ってみると細長く内湯浴槽が2つあり、手前が普通の温度湯(それでも少しヌルイ)、奥がヌルメ(36度くらい?)だった。
さらに、奥の滝状に流れているのも温泉と思われるが冷たく、ここに入るのは躊躇われる。(捨て湯と一緒なので)
ヌル湯でウトウト。本当に良い温泉だと眠たくなる。あっという間の1時間。
食事時に明るく笑顔が素敵な女将さんより、おじいさんが温泉を掘り当てた際の苦労話を伺う。3回目にして掘り当てた名湯とのこと。
宿の脱衣所やパウダールーム等に、この女将さん(温泉ソムリエ取得)らしい配慮がなされた素敵な宿。
鯉料理は、人生初だったがどれも美味しくいただき、近所の明石酒造「明月」の芋焼酎2合に快く酔ってしまい、暖かな布団で朝までグッスリと眠ってしまいました。
朝一番の独泉浴。一瞬、硫黄臭がしたが気のせいかな?
滝状の冷泉も飲泉してみると、わずかに鉄分の味がします。
朝食の時に、尋ねると、複数回掘ったので、いろんな温度の温泉が出ているとのこと。
鯉が泳いでいる庭を見ながらの朝食、特にいろいろな具材の入った味噌汁は美味しかったです。
玄関横に、京町温泉女将さんグループで製作された、可愛い「みなほ(minaho)」缶バッジがあります。一つを私のデジタルカメラポーチに着けさせていただいて、残りの88湯めぐりをさせていただくことにします。ありがとうございました。
また、春の桜の季節に訪れたい名湯、宿ですね。