九州八十八湯めぐり 10周年

思い出投稿

地獄温泉:青風荘

ぐっち

初めて伺ったのは2016年の1月でした。当時は「温泉巡りは好きだけど御湯印帳買う程でも無いかな・・・」というレベルで、温泉好きの知り合いの「清風荘の風呂は凄い」という情報を聞いて訪問し、混浴にドキドキしつつ強烈な硫黄泉に感動しました。(その後、コッコローチキンを買って硫黄とニンニクで凄い匂いになった記憶があります)。そしてその2か月後、あの地震の影響で清風荘は長い休業に入ってしまいました。その間、私も八十八湯に本格的に参加し、泉人が見えてきたかな・・・という時に青風荘の復活を聞き、「八十八湯のラストはここにしよう」をモチベーションに一層湯巡りに精進しました。そしてついに訪れた訪問の日、震災から3年以上経ってもまだ傷跡が残る道路や新しい入浴スタイル等、変わった物もありましたが、当時と変わらない素晴らしい温泉を味わう事が出来ました。最後に、青風荘と同様に地震で休業を余儀なくされてしまった「垂玉温泉 山口旅館」が今年の4月リニューアルすると聞いています。こちらも是非訪れたいと思います。地震や水害等の災害やコロナ等、逆風も強いと思いますが、一番の応援は訪問し湯を満喫する事だと思います。修行者の皆様も感染対策をしながら湯巡りの継続をしましょう!

湯平温泉 砂湯

ちいさいタヌ子

八十八湯巡りの一周目、夫婦ふたりで砂湯を訪れました。川べりの小さな小屋の無人料金箱に湯銭を入れて女湯へ。誰もいない浴槽に気持ちよく入っていると、夫が女湯に入ってくるではありませんか。管理人も他のお客さんもいないからと言っても、これはダメでしょう。すると『男湯でなにしてるの!』。
そうです、間違って私が男湯に入ってしまったのです。頭が混乱したまま、タオルだけ巻いて服を持って慌てて正しい女湯に走りました。入ってきたのが他のお客さんだったら、と考えるといまでも恥ずかしくなります。

その砂湯も、2020年7月の水害で流されてなくなってしまいました。10月に様子を見に行きましたが、まだまだ温泉街は水害の跡が残っていました。またゆっくり湯平温泉に行けることを願っています。

由布院温泉 ゆふいん泰葉

kenz

日本一の青湯!
初めて入浴した時の感動は今でも脳裏に焼き付いている強烈なインパクト。

由布院に行った時は必ず立ち寄りたいと思います。
本当にオススメです!

しらはなシンフォニー

わかわか

とにかくいい!
湯の花の量にびっくり

王子温泉

なくら たけし

. みなさん、こんにちは(こんばんは)。
 九州温泉道、もう10年ですか・・・。
 最初は、期間限定のスタンプラリーの一種だと思って気に留めていなかったのですが、温泉をめぐる際、あちらこちらの(一般向けじゃないけど泉質は知る人ぞ知る的な)施設にでスタンプが置いてあるのをみて「どうも普通の観光キャンペーンじゃないぞ」と思い、スタンプ帳を手に入れました。スタートから1年ぐらいたってたかなぁ。
 私は、主に鉄道やバスを使って温泉めぐりをしているのですが、当時は温泉へのバス路線や時刻がネット上で検索してもまだまだ見つけにくかったこともあり、交通案内をかねたコメントを長々とアップするようになりました。ちょっと、自分のサイトのようにしてしまってましたね、ゴメンナサイ。

 九州温泉道は、いろいろなタイプの施設が盛り込まれており、それらを「品定め」のようにして廻るのも楽しみのひとつでした。それまではお気に入りのところばかり行っていた入浴スタイルが、すっかり変わってしまいました。いろんなお湯に飛び込んで、未指定の中に「こっちにもっと九州温泉道クラスの湯があるぞ」と思うものを見つけては、選定委員の方と(まったくもって不遜な態度ですが)勝負しているような気分を味わってました。私に温泉めぐりの別の楽しみを加えてくれたのが、九州温泉道でした。そのような中、大分の王子温泉で、偶然に土谷名人とお会いし、初対面にもかかわらずしばし温泉談義をさせていただいたのは一番の思い出です。

 温泉めぐりを楽しむ人は増えているようにも思われますが、小さな良泉が人知れず閉まっていく現実があります。その流れは、九州を襲ったたびかさなる災害とこのコロナ禍で一層加速しているように感じられます。これからも、九州温泉道が、地味な存在ながらよい温泉を守っている施設を発掘し盛り上げていって欲しいと願ってます。

 最後に「ステマ」ですが、かつてコメントしていた内容を再編成してこじんまりとしたサイトを開いてます。交通案内が必要な方はご利用いただければ・・・。
(http://kyushu-bus.net/qonsen/)

※最後の3行は支障があれば削除していただいて構いません。

竹瓦温泉

きな

以前は湯巡りのゴールがこの竹瓦温泉に指定されていました。初めて最後のスタンプをこの地で押した瞬間の喜びが今でも忘れられません。八十八ヶ所巡る中にたくさんの人に出会い、それぞれの温泉の特徴に驚かせられました。
竹瓦温泉のお湯は伝統と歴史が染み込んでいてそんな空気感もありお湯に浸かった瞬間に色んなことを思い出して、そしてついに泉人になった達成感もあって
涙した思い出があります。
ここの温泉は私にとって特別になりました。
こんな感想を書いてる瞬間も入りたくてたまらないです。

塚原温泉 火口乃泉

古今東西温泉三昧

25年前と昨年と2度も水虫完治させてくれた名湯。
個人差はあると思いますが、私にとってはありがたい湯でした。

王子温泉

ともちょ

大正2年から創業されているという王子温泉。
第一印象はものすごくレトロ!!
まるで映画に出てくるような銭湯のような雰囲気。
番台があって、木製のロッカーがあって。
しかし何より印象深く、思い出に残っているのが、そこで出会った常連のおばちゃん。
最高でした。
最初の一言が「ロッカーの鍵を手首につけてるってことは、よそから来たんやろ?スタンプ集めとるんかえ?」でした。
そこから始まり、気づけば洗面器や椅子を用意してくださって、初対面の私のことを"風呂友"と呼んでくさり、
シャンプーまで貸してくださいました。
こういう一期一会って素晴らしいと思いました。
またいつかお会いしたいです。
そして温泉も最高でお肌つやつや、体ぽかぽかになりました。
何箇所も回ってますが、ここでの思い出は一生忘れない宝物です!

鹿児島県出水市・湯川内温泉かじか荘

スーザン

足元の岩や砂の間からからプクッ、プクッ、とゆっくりと湧き出る、神秘的に透き通ったエメラルド色のぬる湯。その吸い込まれるような透明度の湯に目を奪われ、ほのかな硫黄の香りに包まれ、静かに湯船に浸かってみると、1754年に発見されて以来120年間もの間、島津家が愛用するわけがわかります。いつまでも浸かっていられる極上の湯。訪れたのは2019年12月。その湯のように柔らかく暖かい常連のお姉さま達が、横の浴槽の沸かし湯でも温まるようすすめてくださいます。

湯温は38度程度とぬるいのに、そのとろりとしたお湯はじんわりと体が温まります。まずは下の湯、仕上げに上の湯と、両方でゆっくりと温まった後、その場を去りたくない気持ちを抑えて車に向かう途中、地元の方達がお湯を汲んでいる光景が。

沢山のポリタンクにお湯を汲んでいる地元のお兄様に、「こちらへはよく汲みに来られるんですか」とたずねると、「このお湯で焼酎を割って飲むと最高にうまいし、悪酔いしないんだよ。」と嬉しそうな表情。私も試しに汲んで帰ろうかなと、持っていた500mlのペットボトルを取り出したところ、そのお兄様にどこから来たのかたずねられます。大分県からだと答えると、ならばこれをお土産に持って帰るといいと、汲みたての新鮮なお湯がいっぱい入った10リットルのポリタンクを差し出してくださいます。「いいんですか!?」と、今度は私の心が感動でいっぱいに。

重たいタンクはそのお兄様の真心・ホスピタリティの重さ。嬉しさのあまり一生懸命車まで運び、別府の自宅まで運んで帰ります。澄みきったまろやかなその湯を飲んでみると、柔らかい硫黄の香りとわずかなたまご味がなんとも言えません。正真正銘、湯川内で味わった、あの神秘の湯です。焼酎は飲まない私ですが、そのお湯を毎日家族と大切にいただきました。一生忘れられない九州温泉道の思い出です。

昨年7月の豪雨で被害を受けられた後、10月には見事下の湯の再開を果たされたということです。次回は是非、かじかの美しい声が聞こえる季節に、マイタンクを持って訪れてみたいと思います。

新湯温泉 霧島新燃荘

プリン

私の誕生日の日、緊急事態宣言が発令される前、宿では遠方の方々のキャンセルが多くなり伺った日は私達夫婦で貸切となりました。
 山奥の静けさの中、夜は湯の流れる音を聴き月を眺めながら湯に浸りました。朝は野鳥の鳴き声を聴きながら綺麗なコバルトブルーの湯に浸りました。
 大好きな硫黄泉の大きな露天風呂、本当に、.:*・'(*゚▽゚*)' 幸せな誕生日でした♡

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